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マウスウォッシュの危険性

最近は歯磨きと一緒にマウスウォッシュをしている人が多いですよね。

寝る前にマウスウォッシュをすることは朝の口臭を軽減させる効果があります。短時間で口の中をさっぱりさせて、口臭が抑えられる効果も期待できます。

そのため、今やOLやサラリーマンだけでなく、多くの人がマウスウォッシュを使用している状態にあります。

しかし、この安易なマウスウォッシュの使用がかえって口内環境を悪くしている可能性があることをご存じでしょうか?

ここではマウスウォッシュが持つ危険性について解説します。

マウスウォッシュの成分は危険がいっぱい

一部のマウスウォッシュや歯磨き粉には、ラウリル硫酸ナトリウム(ドデシル硫酸ナトリウム)という刺激物が配合されています。

参考:ラウリル硫酸ナトリウム(Wikipedia)

ラウリル硫酸ナトリウムとはシャンプーなどの主成分としてよく使用されている界面活性剤の一種です。

高い洗浄力を誇っていることは勿論のこと、安く製造できることが利用率の多さに拍車をかけています。

でも、分子がとても小さいので肌に浸透してしまいます。そのため経皮毒として危険視もされています。口内粘膜は頭皮とは比べ物にならないくらい物質が浸透しやすいので、ゾッとしますよね。

こういった経緯から近年では使用している商品は減っています。

その代わり、近年ではラウリル硫酸ナトリウムよりも分子が大きく、経皮吸収のリスクが小さいラウレス硫酸ナトリウムを使用する商品が増加しています。

ただ、ラウリル硫酸ナトリウムにもリスクはあります。

それは敏感肌の人の肌に肌荒れやアレルギーを引き起こすというものです。

「マウスウォッシュは吐き出すから安心」と思うかもしれませんが一度口に含めば、どれだけ綺麗に洗っても多少は口に残ります。

結果、唾液とともに体内に取り込んでいるのです。

それだけではありません。ブラッシングで歯茎などについた細かい傷からも化学物質は染み込む可能性があります。マウスウォッシュの中には、基礎成分以外にも発がん性の危険がある成分を多く含んでいる商品もあります。

量によっては肝臓や腎臓に障害を起こすことも可能性があるので注意が必要なのです。

マウスウォッシュの4つのデメリット

1.高い酸性度で歯を溶かす

マウスウォッシュは、基本的に酸性度が高いものばかりです。

その結果長期間の使用で歯の表面がざらつきやエナメル質の溶ける可能性もあります。

おまけに歯茎を損傷する可能性もあり歯の健康を阻害することに繋がりかねません。

2.細菌類がアンバランスに

口の中には、虫歯菌や歯周病菌などの悪さをする菌だけではありません。

必要不可欠な常在菌もいるのです。

常在菌には虫歯菌が抑制する効果も見込めます。ただ、マウスウォッシュの使用はその必要な常在菌までやっつけてしまいかねないのです。

常在菌の力が弱ってしまえば、虫歯菌などが増殖してしまい、虫歯や口臭などが発生しかねません。

つまり、マウスウォッシュは、口内トラブルの予防するどころか原因となってしまう可能性があるのです。

3.歯みがきを忘れてしまう

マウスウォッシュは、歯みがきをしなくても歯磨きをした後の感覚を作ってしまいがちです。

その感覚から「歯みがきをしなくてもいいかな」という気持ちが芽生えやすく、歯みがきをサボってしまうこともあるのではないでしょうか?

すると歯についた汚れがそのままになりますし、その汚れは虫歯の原因になってしまいがちです。

これはあまり知られていませんが、マウスウォッシュに虫歯の予防効果はほとんどありません。

デンタルケアでマウスウォッシュの習慣を付けるよりもきちんと歯みがきをすることの方がよっぽど大切です。

歯みがきやデンタルフロスを毎日行うことが虫歯を防ぐ1番の近道です。

4.口臭の原因になりかねない

マウスウォッシュの中には、アルコールが入っている商品があります。アルコールには唾液を減少させる効果も考えられています。

口臭は雑菌などが繁殖して発生することが多いです。ほとんどの人はそれをなくすのにマウスウォッシュを使いますよね。

ですが、唾液ってどんなものよりも口臭を防いでくれているのです。

アルコールで唾液が減ってしまった結果、まったく口臭予防になっていないケースもあります。

マウスウォッシュは下手すると口臭を引き起こす根本的な原因となるのです。

殺菌は逆効果!?

マウスウォッシュには確かに殺菌効果があります。ただ口内には病原菌が口から体内に入ることを防ぐ常在菌もあります。

それを殺してしまっては人間の防衛機能が低下するリスクは大きいでしょう。

殺菌効果の高い商品というのは、長期間の使用で歯の表面を溶かしたり、歯茎に炎症を起こす症例も出ています。

つまり、マウスウォッシュは口中を殺菌するだけでなく必要な菌も殺して体に悪影響を及ぼすこともあるのです。

おまけにマウスウォッシュは歯に付着したプラーク(歯垢)には一切効果がありません。気分こそスッキリしますが、メリットは少ないといえるのです。

マウスウォッシュの利用は計画的に

多くの歯科医も「歯周病予防の基本は歯磨き」と考えてます。

歯周病対策・口中の衛生面など、さまざまな視点で一番効果が高いのは丁寧なブラッシングです。

お口の中をすすぐだけで簡単にケアができるマウスウォッシュですが、歯垢除去にはほとんど効果が無いということを忘れてはいけません。

虫歯予防をするなら丁寧な歯みがきが1番です。

どうしてもマウスウォッシュが使いたい、というのであれば刺激が少ない中性のものを購入しましょう。配合物を確かめてから購入、使用するのがポイントです。

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