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入れ歯が良くない3つの理由

近年の健康ブームの影響か、歯に対する意識も国内では日に日に高まっています。

そこで気になるのが入れ歯の存在。

無くなってしまった歯の代用品として多くの方から重宝されているこの入れ歯ですが、実はできることなら頼らないに越したことはない存在です。

昨今の入れ歯はどれも機能面で非常に優れており、普通の歯と遜色ないほど噛み心地も良いものばかりです。

にも関わらず、出来るだけ頼らない方がいいのは何故か? ここではそんな入れ歯が良くない理由を説明したいと思います。

入れ歯がよくない3つの理由

1.歯医者への通院が一生続く

当たり前といえば当たり前ですが、入れ歯は消耗品です。そのため日々のメンテナンスが欠かせません。

しかし、そのメンテナンスを丁寧にやったとしても顎の骨は日々吸収されていくので、徐々に入れ歯が自分に合わなくなっていき、新しい入れ歯を作るために歯医者へ通院しなければなりません。

「定年を過ぎていれば時間に余裕も出来るはずだから歯医者への通院くらい良いのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、話はそう単純ではありません。

なぜなら、入れ歯を理由に歯医者へ通院するような方は、体の他の部位にもガタが来ている可能性が極めて高いので、他の眼科・耳鼻科・整骨院・病院等への通院も同時にこなさなければいけないからです。

定年を迎えて仕事も退職して自適悠遊・・・のはずが、健康を維持するための病院通いで毎日が過ぎ去ってしまうのではあまりにも悲しいですよね。

そうならない為に、体の健康は少しでも維持し続け、医療機関にはお世話にならないようにしたいところですね。

2.自律神経が乱れやすい

入れ歯の材質はレンジと呼ばれる固い特殊なプラスチックなのですが、これは使っているうちに少しづつですがすり減っていきます。

そのため、入れ歯は使えば使うほど、口内の噛み合わせに少しづつズレていき、結果的に顎も引きずられるようにズレてしまいます。

そして顎がズレると今度は首回りの頸椎にも同様のズレが生じ、神経や血管が圧迫されて自律神経が乱れるというわけです。

自律神経の乱れからくる神経性胃炎や過敏性胃腸炎、不眠、メニエール病などは若い人ならいざ知らず、ある程度高齢になってきてから発症するとかなりツラいものがあります。

最悪の場合、これらがきっかけで他の大病を患うというケースもあり得るので、注意したいところです。

3.認知症のリスクが大幅に上がる

あなたはご存知でしょうか。

認知症を発症している方のうち、90%以上が入れ歯に頼っているという事実を。

近年急速に進化し続けている入れ歯ですが、その咀嚼力は普通の歯と比べるとわずか1/20程度しかなく、職人並に優れた歯科技師が保険適用外で作った一点モノでも1/5くらいが関の山です。

そのため、入れ歯を使い始めると咀嚼力の低下が原因で脳に送られる血液が少なくなり、唾液と一緒に酵素も減ってしまいます。

認知症の原因は脳自体が委縮するアルツハイマー型と、血液が行き渡らなくなる脳血管障害型がありますが、これらに入れ歯が深く関係しているのではないか、という研究結果も出ているほどです。

子どもの頃、親から「ご飯はよく噛んで食べなさい」と注意された人は多いと思いますが、それにはちゃんとした科学的裏付けがあったわけですね。

80歳で20本の歯を目指して

入れ歯が好ましくない理由の中でも特に有名なものを3つ挙げてみましたが、いかがだったでしょうか?

他にも老人性顔貌のリスク増加や、健康な歯えの悪影響などなど・・挙げだせばキリがないので、この辺で区切りたいと思います。

私たちの親世代の間では入れ歯はとても普及しているので「自分もそういう年齢になったら入れ歯に頼ればいいや」なんてお考えの方も中にはいるかもしれません。

しかし、こうして一覧にしてみると分かるように、入れ歯にはかなり沢山のデメリットがあります。

歯が健康なうちに手を打っておくことが如何に大切かがよく分かりますね。

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