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保険診療と自費診療の違い

歯の治療には保険診療と自費診療(保険外診療)の二つがあります。

保険診療は健康保険が適用されるので患者さんは一部の負担金を払えば治療が受けられますが、自由診療は保険が効かないので全額自己負担となります。

ここまでは皆さんご存知の通りかと思います。

さて、一般的な歯科は保険診療と自費診療の両方を行います。そして保険料金は全国どこでも一律料金ですが、自費診療は院によって設定料金が異なります。

トラブルの多くはこの自費診療に関するものです。虫歯や歯周病、入れ歯などの一般歯科治療、検査、口径外科的治療には保険が適用されます。

保険と自費の違いは基本的に治療内容とかぶせ物や詰め物の素材の違いです。

例えば保険診療のかぶせ物は金属です。(前歯は白いかぶせ物も可能ですが、材質がプラスチックなので変色しやすいのが難点です)

保険で詰め物に使える金属は12%金銀パラジウムという銀色の合金です。これは歯の治療にはよく使われるものですが、より質の高いものを望めば自費になります。

“通常必要な治療は保険診療の範囲ですべてできる”

これが保険制度上の建前です。しかし、限られた枠の中では不可能な治療があるのもまた事実です。

例えば、インプラントのような特殊な技術を必要な治療には保険が適用されませんし、ブリッジ(欠損歯の両側の歯を支えに人口歯を埋め込むもの)も保険適用の条件は細かく決まっています。

その他にも金属床義歯、アタッチメント義歯、歯周病のレーザー治療なども保険は適用されません。

現在の歯科治療で重要とされているリスクコントロールなどの予防的な治療も歯石除去などの一部を除いて保険適用外です。

また、ホワイトニングや歯並びや紙合わせを治す矯正治療にも保険は適用されません。
(知らない人からしたら信じられないかもしれませんが、成人が歯の矯正をやろうとしたら100万円以上かかる場合もあります。)

保険診療は「悪くなってしまった歯を最低限悪くない状態にする」というケースにあたります。

しかし、歯科医療の分野では審美的な治療も多いのでどうしても保険を受けられない診療行為も多くなってしまいます。

歯科医療の技術は日進月歩で進んでいます。

その高度な技術や材料をすぐに保険適用にするには健康保険の財政上、どうしても無理があるというわけけですね。

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