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歯磨き剤の意義、必要性

食後の歯磨きの主役が歯ブラシであることは間違いありませんが、歯磨きの効果を何倍にも増す歯磨き剤の存在も忘れてはいけません。

そこで、ここでは歯磨き剤の意義や必要性について今一度考えてみたいと思います。

そもそも、歯磨き剤の基本的役割は歯に付着した歯垢や着色汚れ(ステイン)を落としたり口臭を防いだりして口内を清潔に保つことにあります。

これは歯磨き剤が初めて世に登場した1800年代から変わらず今日まで続いています。

歯磨き剤は歯ブラシにプラスαで加えるものですので、結論からいえば使用が推奨されています。

その証拠に「歯磨き剤を付けて磨いた時」と「付けないで磨いた時」では前者の方が歯垢の除去率が大幅にUpしたというデータがあります。

しかも、24時間の歯垢の付着率も1/3以下になることすら分かっています。

歯磨き剤の役割

以下に歯磨き剤の役割を今一度まとめてみました。

歯垢を除去する

歯の表面にネバネバとこびりつく汚れが歯垢で、その正体はずばり細菌の塊です。

一度こびりついた歯垢は歯ブラシで何度ブラッシングしても中々取り除くことが出来ないので、そんな時歯磨き剤の力を借りれば頑固な歯垢もスムーズに落とすことが出来る、というわけです。

歯石を防ぐ

歯垢が唾液中のカルシウムやリンによって石灰化すると硬い歯石になります。

歯石は歯ぐきを刺激して腫れや出血を引き起こす原因になるので、それを防ぐという意味で歯磨き剤は効果的です。

口臭を防ぐ

口のいや~なニオイである口臭は口内の汚れや虫歯、歯周病が主な原因です。

殺菌成分を配合した歯磨き剤を使うことで口内の雑菌を除去して防ぐことが可能です。

また、ミントをベースにした香料配合の歯磨き剤を使えば口臭を防ぐと同時に口の中を爽快にしてくれる効果もあります。

歯を白くする

飲食物に含まれた色素やタバコのヤニなどによる歯の色汚れはステインと呼ばれ、一度付着すると消すのが中々難しく手を焼きます。

歯磨き剤はそんなステインを除去して歯を元の健康的な白さに戻す役割も期待できます。

歯磨き剤のデメリット

ここまでベタ褒めした歯磨き剤ですが、勿論完璧というわけでもありません。

なぜなら、歯磨き剤はどこまでいっても補助的な存在でしかなく、それがあれば全てOKというウルトラCではないからです。

歯磨き剤を付けているからといって気が緩んでしまい、歯の磨き方が雑になってしまうケースは歯磨き剤の弊害としてよくありがちです。

いくら上等なものを使っていたとしても、肝心の歯ブラシのブラシ部分がゴワゴワに消耗してて歯が磨けていなかったり、テキトーな磨き方をして歯磨き剤が口内にきちんと行き渡っていなければ意味がありません。

近年では使用者に「磨いた感」を得させるために必要以上の発泡剤を配合しているものが少なくありませんし、過度の研磨剤を入れて問題になっているものもあります。

歯医者さんの中には偶に「歯磨き剤は必要ありません」と言う方がいます。

それは歯磨きが100%きちんと出来ていれば口内問題は対処できるという理由以外に、歯磨き剤を常用しすぎると正しい意味での歯磨きが疎かになってしまうから、という警鐘の意味合いも含まれています。

歯磨き剤は確かに使うべきものです。しかし、それは正しい歯ブラシ・歯の磨き方という土台あってこそのもので、それ単体で成り立つものではありません。

そこだけは本当に気を付けてほしいと願っています。

追記

市販の歯磨き剤は理由は省きますが色々とアレなので(汗)当サイトでは積極的な使用は推奨していません。

もし、今歯磨き剤選びで悩んでいるのであれば薬用歯磨き剤を検討してみてください。

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